大井松田乗馬クラブ 林 泰典のオーストラリア馬術競技遠征レポート
2002年4月16日から30日まで、オーストラリアのブリスベンより車で40分ほどの場所にある
クウィーンズランド州サムソンヴェイルというところにある『Kobble
Creek Equestrian Park』
という
ところで、2頭の障害飛越用の競技馬をレンタルしてオーストラリアの公認グレードの競技会へ出場し
て来ました。
とにかく素晴しく、またのんびりとした環境の元でトレーニングを受け第一週目のホースショーは、
"Dolby"という、ブリスベンから馬運車で3時間ほどいった町で行われました。日本から来る選手など珍し
いらしく、当日朝の地元ラジオ局では我々のことが放送されていたようです。
オーストラリアの競技会で特に感じたのは、とにかくおおらかで楽しいショーだということ。芝馬場で
の競技は当たり前で、練習馬場とアリーナのしきりなどなく、順番も決まっていないので準備OKの選手
から出場するというかんじ。しかも本当に『おとな』のホースショーなので円滑に進行するんです。
そのかわり、役員や使役のような人間はほとんどおらず、ひとりかふたりの審判員と3〜4人の補助と
放送のひとがいるだけで、無駄なお金は一切使ってないなあと感じました。しかもA~Dグレードすべての
入賞者に賞金がでるという素晴しさ!ただ日本では選手のレベルや環境の違いもあるので、そのまま当て
はめることはできませんが・・・
さてここでオーストラリアの馬のグレード制について説明したいと思います。基本的に選手のポイント
というものはなく、すべての馬はDグレードから登録しなくてはなりません。ポイントはすべての公認
グレード付きの競技の1位から3位の入賞馬に与えられ、1位4ポイント、2位2ポイント、3位1ポイ
ントと非常に厳しい設定になっています。ポイントは累積するようで以下に各グレードの基準と必要ポイ
ント数を載せておきます。
D grade (100〜115cm) 0〜15 point
C grade (110〜130cm) 16〜39 point
B grade (120〜145cm) 40〜79 point
A grade (130〜170cm) 80 point
私がお世話になった Adam&Heidi Mellers の厩舎の様子はホームページのリンクをかけておきました
ので、そちらをご覧下さい。とにかく素晴しいところでうらやましかったです。騎乗した2頭の馬も紹介
しておきます。1頭はドイツ産ホルスタイナー4才の黒鹿毛の牝馬のParis号。もう1頭はオーストラリア
産ウォームブラッドでバックスキンのセン馬8才のAltair号。どちらの馬もそれなりに能力をだせたかなと
思っています。2週目のアダムの厩舎から6時間かけていった" Monto"という町のホースショーでは入賞
することもできて、私が乗った馬のオーナーのジュリアンという綺麗な女性に賞金を渡すこともできまし
た。一応結果ものせておきます。
Dolby Show
第1走行 ジャンプオフ
C&D Grade AM3 林&エルティー号 0 0
C&D Grade Championship 林&エルティー号 0 −4
D grade AM7 林&パリス号 0 0
B&C Grade AM3 林&エルティー号 0 −16
Monto Show
D Grade AM7 林&パリス号 0 0
D Grade AM3 林&パリス号 0 −4
C&D Grade Power&Speed 林&エルティー号 −4
C&D Grade Championship 林&エルティー号 0 0 3位
とても素晴しい遠征を過ごせたのですが、最後に残念だったのはカンガルーを見れなかったのと、コアラ
の後ろ姿しか見れなかったことです。
Mr.Adam
Mellers Kobble Creek Equestrian Park
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